毎年規模拡大の日本文化祭りNowJapanとは

バルト三国最大の日本文化フェスティバル、Now Japan。思い思いのコスプレをしたリトアニアの若者が会場を熱気で包み込む初秋の風物詩が、今年も開かれた。LITEXPOにて、9月26-27日に行われた。

NowJapanが紹介する日本文化は、アニメ・マンガ・コスプレといったポップカルチャーから、日本料理・生花・書道・盆栽といった日本の伝統文化まで。

開催は、今年で7回目。2008年にコスプレイベントとして始まった際は、150人の参加者だった。年を経るごとに拡大を続けており、昨年は4500人が訪れた。年々、招待されるアーティストの数や幅も広がっている。日本文化を多様な側面から紹介するイベントになっていること、間違いなしだ。

IMG_5679

日本を始め各国のキャラクターに扮するリトアニアの若者たち

 

2日間に渡って繰り広げられたのは、コスプレ大会、日本にまつわるプレゼンテーション、日本のアーティストによる音楽ライブ、杉原千畝のドキュメンタリーの上映、日本文化体験といったイベントの数々。

会場内のアートコーナーのHARAJUKU(原宿)では、日本に関する物の蚤の市が開かれた。日本のマンガやアニメグッズを品定めする、リトアニアの若者の姿が見られた。日本の伝統芸術として、折り紙や書道の紹介がされていた。

一方、エンタメコーナーのAKIHABARA(秋葉原)では、様々なゲームを楽しむことができた。日本の囲碁に始まり、海外のボードゲームやビデオゲーム。日本の人型小型ロボットも登場し、会場を沸かせた。

 

以下に、BalticAsiaの編集したスライドショーで、会場の様子を紹介します。

 

Author: Yasufumi Nakashima

2012年に早稲田大学に入学後、杉原千畝の功績を伝えるのを目的に活動する"千畝ブリッジングプロジェクト"に所属。活動を通して、杉原千畝やホロコーストについての勉強、関連施設の訪問、杉原記念館でのインターンシップを経験。2012年から数えて、4度リトアニアを訪れた。2015年9月からはヴィリニュス大学コミュニケーション学部で勉強する。リトアニアの雰囲気に惹かれている。

Share This Post On