リトアニアで見つけた小さな日本
8月28

リトアニアで見つけた小さな日本

瓢箪から駒とはこのことであろうか?造園家でもないただの庭園愛好家にすぎない私が、リトアニアくんだりで日本庭園のプレゼンテーションを行うことになるなんて。それも英語で。  それは、たった一本のスカイプを通じた5か国語を駆使する美女との出会いから始まった。自己紹介で、「冬は英語で外国人にスキーを教え、夏は自宅の日本庭園を30年前からつくり続けている。土木出身ではあるが、インスピレーションとパースピレーション(汗)が形になり、レガシーとして永遠に残せる庭づくりにはまっている。」と言ったら、リトアニアにも日本庭園はじめ、日本文化に興味を持つ人が多くいるとのこと。私は、退職後、オリンピック通訳を目指して英会話に取り組み、刺激を求めて、コンテストに出るためプレゼン練習を始めたばかりだった。何かできることはと問いかけたら、日本文化を伝えてほしいとのことで、さっそく出かけてみることにした。...

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ヴィリニュスに暮らす人々はお花見を楽しんでいます
4月23

ヴィリニュスに暮らす人々はお花見を楽しんでいます

4月23日、ビリニュス市民をはじめとする大勢の人々がネリス川のほとりにある杉原千畝桜公園を訪れました。在リトアニア日本大使館によって迎え入れられた桜は、リトアニアにとっては異国の花ではありますが、すでに多くのリトアニア国民に愛されるものとなりました。 今年の花見まつりを主催したヤマザキ・ユウコはリトアニアと日本大使館を結ぶ立役者の一人として貢献してきました。今回のイベントにおいて彼女は民俗音楽を通じて日本とリトアニア間の親睦を深めようと努め、彼女自身もリトアニアの伝統衣装を身に纏いました。 ヴィリニュスでは、日本の伝統的な花見文化は十分に確立されており、桜が満開を迎える頃には数多くの人々が桜の木のもとに集まります。楽しみ方はさまざまで、写真を撮る、お菓子を食べる、読書をする、おしゃべりをする、休息をとるといった光景が見られます。...

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ヴィリニュスに位置するウジュピス共和国は、当地域にある独自の憲法の日本語版を作った
12月21

ヴィリニュスに位置するウジュピス共和国は、当地域にある独自の憲法の日本語版を作った

2018 gruodžio 21 ウジュピスは、リトアニアの首都であるヴィリニュスの中にあり、その大部分はユネスコの世界遺産であるヴィリニュス旧市街に位置している。ウジュピスとは、リトアニア語で「川をこえて」や「川の向こう側」といった意味があり、その川とはヴィルニア川のことである。ちなみに、ヴィリニュスという名前は、このヴィルニアに由来している。ウジュピス地区は、アーティストらに人気で、そのボヘミア調で、レッセフィール的(自由放任的)な雰囲気があり、パリのモンマルトルやコペンハーゲンのクリスチャニアなどと比較できる場所である。1997年4月1日、その地区は、自らを「独立した共和国」と宣言している。(ウジュピス共和国)  ウジュピスは非常に小さく(148エーカー)、孤立的な環境にある。7000人ほどが生活し、そのうち1000人ほどはアーティストたちである。...

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リトアニアでの「Japan-Europe Business Seminar」について
10月31

リトアニアでの「Japan-Europe Business Seminar」について

2017年10月30-31日、リトアニア共和国の経済省が「Japan-Europe Business Seminar」を開催した。ブレグジットや日欧EPAが日本~リトアニア両国の経済関係にどのような影響を与えるかについてであった。 初日、日本企業20社以上が参加し、経済省の副大臣であるLina Sabaitienė、投資家フォーラムのチェアマンであるRolandas Valiūnasと対面した。その後、Robertas Čiočysがリトアニアの現在の投資環境や経済的な魅力、およびITをセクター等に関してのプレゼンテーションをした。また、海外の企業(UAB Viltechmedia, Moog Medical Devices Group)による実際の投資の例を紹介した。...

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「Baltic Asia」は、カウナスにある杉原ハウスを支援するため、Sugihara e-shop を始めました
7月17

「Baltic Asia」は、カウナスにある杉原ハウスを支援するため、Sugihara e-shop を始めました

2018年7月16日「Baltic Asia」は杉原千畝に関係し、とりわけ日本人のお客様に対応する商品を取り扱っている初めての e-shop を開設するとお知らせしました。 このプロジェクトの発起人であるイネザ・スタンコヴスキーテ (Ineza Stankovskyte)は、この e-shop のアイデアが生まれた理由として、彼女自身が杉原ハウスへ訪れる日本人訪問者をコーディネートしているときに、そこの職員から杉原ハウスの修築と維持のために資金が必要になっていると聞いた為だと言います。杉原ハウスの一階には、大きなお土産コーナーがあり、彼女はそれをオンラインショップで販売すれば杉原ハウスを一層支援することになると考えました。このアイデアは、杉原ハウスからもサポートされ、必要な協力をしています。   現在のところ、Sugihara e-shop...

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