リトアニア共和国
リトアニア： 独立の民主共和国。
独立宣言は1990年。首都はヴィリニュス。
国旗：横3段の色に分けられ、オレンジ色に近い黄色、緑、赤の三色から成り立っています。1922年にリトアニア国憲法で認められ、 1988年に複権されたもの。
国章：ヴィーティスと称される国章で、赤色の背景に鎧をかぶった騎手が銀色の剣をかざしていて、その剣の柄の色は金色。18世紀までこの国章がリトアニア大公国の国旗として使われていました。
国歌：民族の歌で、ヴィンツァス・クディルカによって作詞・作曲された。
公用語はリトアニア語。
通貨：リタス。1922年に認められ、1933年に再び使われるようになりました。
人口：348万人。その民族内訳はリトアニア人83.45％、ロシア人6.31％、ポーランド人6.74％、ベラルーシ人1.23％となっています。そのほかにウクライナ人、ドイツ人、ラトヴィア人、ユダヤ人、タタール人、アルメニア人、ジプシー等居住しています。
宗教：2001年の国勢調査によると、人口の大部分（79％）はローマ・カトリックです。他のキリスト教派のロシア正教、ルーテル派、新教派もあり、カライム人やタタール人、ユダヤ人は、自分たちの独特な宗教を信仰しています。また、中世にはユダヤ教を信仰するユダヤ人が、迫害から逃れて住みつきました。ロシア帝国から逃げてきたロシア正教旧教派もいます。なお、リトアニアには、バプティスト、モルモン教、仏教、 クリシュナ教等の信者もいます。
面積：面積は65303平方kmで、アイランドにほぼ近い面積、スイスデンマーク、ベルギー、オラ ンダよりも少し大きく、オーストリアより小さいです。リトアニアは、地理的にヨーロッパのほぼ中心に位置し、バルト海に面している中央ヨーロッパの国で、バルト3国の一つ。リトアニアの地理的な中心から赤道まで6,129km、北極点までは3873km。
国境・隣国：リトアニアは5カ国に囲まれ、北はラトヴィアと国境（国境線は588km）を接し、東と南はベラルーシ（同660km）と、南西はポーランド（103km）、及びロシア（273km）とそれぞれ接しています。バルト海の6400平方kmの領海域はスウェーデンの海域と接しています。リトアニアの海岸線の長さは90.6km。
気候：リトアニアは、寒帯に位置し、西岸海洋性気候に属しています。冬季の平均気温はマイナス4.9度（1956年に記録された最低気温はマイナス42.6度）で、夏季の平均気温は17度（1994年に記録された最高気温は37.5度）です。年間降水量は748mm。
地震活動：リトアニアは、近隣諸国と比べ地震活動が少ないですが、マグニチュード2－4の直下型地震もありました。最近は、2004年9月21日にM5.3に達した地震が記録され、震源はロシアのカリニングラード州でした。
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