ヴィリニュスに暮らす人々はお花見を楽しんでいます

4月23日、ビリニュス市民をはじめとする大勢の人々がネリス川のほとりにある杉原千畝桜公園を訪れました。在リトアニア日本大使館によって迎え入れられた桜は、リトアニアにとっては異国の花ではありますが、すでに多くのリトアニア国民に愛されるものとなりました。

今年の花見まつりを主催したヤマザキ・ユウコはリトアニアと日本大使館を結ぶ立役者の一人として貢献してきました。今回のイベントにおいて彼女は民俗音楽を通じて日本とリトアニア間の親睦を深めようと努め、彼女自身もリトアニアの伝統衣装を身に纏いました。

ヴィリニュスでは、日本の伝統的な花見文化は十分に確立されており、桜が満開を迎える頃には数多くの人々が桜の木のもとに集まります。楽しみ方はさまざまで、写真を撮る、お菓子を食べる、読書をする、おしゃべりをする、休息をとるといった光景が見られます。

今年からは「セルフィー」のためのスタンドが桜公園に設置されました。寒い日には膝掛けを借りてお花見を楽しむこともできます。ヴィリニュスでは、桜の満開シーズンは非常に短く、1〜2週間となっています。

また、桜並木から少し離れた場所では、極真空手講習会が国内最大級の規模で行われました。



2001年10月2日、杉原千畝100周年を記念して、ホワイトブリッジ近くのネリス川右岸に200本から成る桜街道がつくられたのが始まりです。これらの桜は日本の政府からリトアニアの首都ヴィリニュスへと贈られたものでした。

情報源
https://www.lrt.lt/

Author: BalticAsia

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